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血液は心臓のポンプ作用で全身をめぐっていますが、心臓の力ばかりではなく、筋肉の収縮と弛緩の作用によってもめぐっているのです。これを筋肉のポンプ作用=筋ポンプといいます。
足先などの遠い部分にいくにつれて心臓の圧力は弱くなるため、血液の流れが滞りやすくなります。これを解決しているのが、「筋ポンプ」です。ふくらはぎは「第2の心臓」と呼ばれるくらいに筋ポンプが作用しています。
そのメカニズムは・・・
ふくらはぎの筋肉が使われることで、筋肉の中の静脈はギュッと押しつぶされ静脈の中の酸化炭素や疲労物質が多く含まれている古い血液は心臓に向かって流れます。そして今度は静脈を押しつぶしていた筋肉がリラックスすることで、酸素や栄養が抱負な新鮮な血液が入ってきます。静脈には逆流防止のための弁が付いているので動脈の方向に逆流することなく心臓に戻ります。
判りやすく例えるなら、石油を移すときに使うポンプ「醤油チュルチュル」のような感じでです。ジャバラの部分がふくらはぎの中にある静脈だとすると、ジャバラがふくらはぎの筋肉に押しつぶされることで石油がピュッと飛び出し、そしてジャバラが膨らむとストローで吸ったように新しい石油が吸い込まれます。
この作用は牛の乳搾りにも例えられ、英語だと「ミルキング・アクション」と呼ばれます
筋ポンプは体中のどの筋肉でも発生します。肩こりの時にプールで泳ぐと楽になるのは、泳ぐことで肩回りの筋ポンプが働き滞った血液が流れるようになったからです。
又、体が疲れている時に家でゴロゴロしていないで体を動かすと疲れが取れるのも体を動かすことで筋ポンプが働いたからです。
第2の心臓である、ふくらはぎを使う運動でもっとも有効なのは歩くこと。それもしっかり地面をつかむように蹴って歩くことです。また歩くことは腕を大きく降る運動です。そうすることで肩周辺の筋ポンプも働き、全身の血液の流れが良くなるんです。
ふくらはぎを使うことで、二酸化炭素の濃くなり、また疲労物質が溜まった血液がふとももに移動します。ふとももの血液は腰の、腰の血液は背中の血液を心臓に押し戻します。
すると、酸素や栄養が豊富な新鮮な血液がふくらはぎに向かって流れてきます。
夕方足がむくむという方は、しっかり歩いているか?ふくらはぎの筋肉を使っているか?思い返してみてください。
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