日大ボート部員へのアンケート 選手はこんなに疲れていた

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日本大学ボート部は、2008年全日本大学選手権(インカレ)において、エイトの3連覇、舵手つきフォア・舵手なしフォア・舵手つきペア・クオドルプル・ダブルスカル・シングルスカルの7種目で優勝し、通産17回目の総合優勝を勝ち取りました。

それから2ヶ月ほどたった11/6(木)(牛田が本格的にトレーナー活動を始めてから1ヶ月経過)に、現在の体調、試合時に体調など、日大ボート選手たちの疲労状態についてアンケート調査を実施しました。

今後トレーナー活動をおこなっていった結果として、どのような変化がおこってくるのか?私自身も楽しみにしています。


同様のアンケートをとってくださるチーム、指導者がいらっしゃいましたらご連絡ください。
使用した用紙をお送りします。ボート界の共通の財産にしたいと思います。




被験者−日本大学ボート部員 1年生〜3年生 計21名(コックス2名を含む)
実施日−2008年11月6日(木)

1、現在、慢性的に疲労を感じますか?10段階で10が最も疲れている

     現在の疲労感 平均 5.4点

現在の疲労感 10
人 数

【考察】
アンケートをおこなったのが木曜日ということで、週のうちだと疲れが溜まり始める時期だったと思われる。ほとんどの選手が3〜8の中に属している。最高に疲れきっている選手はいない。





2、試合時(インカレ、全日本)に疲労を感じていましたか?

      試合時の疲労感 平均4.95点

現在の疲労感 10
人 数

【考察】
疲労感は全域にわたっている。8〜10の中に5人(約25%)いる。試合前に練習量を落としても、疲労が抜けない選手もいる。(同じ艇に乗っていても)疲労の抜けやすい選手と抜けづらい選手がいると考えられる。




3、現在と試合時、どちらが疲労を強く感じますか?

今のほうが疲れている 13人
試合時のほうが疲れている 6人
どちらも変わらない 2人




4、現在、体に痛みを感じる部位がありますか?場所はどこですか?

  (今は痛みは無くても、頻繁に痛みの出る箇所も含む)

痛めている部位 無し 肋骨
人 数 11

 ※ 1人で複数の部位を傷めている回答あり



【考察】
不調が無い選手は約1/4、3/4はどこかに不調を抱えている。うち約半数は腰、1/4は膝を痛めている。




4、試合時(インカレ、全日本)に不調はありましたか?場所はどこですか?

試合時の不調 無し 肋骨 疲労
人 数 10

 ※ 1人で複数の部位を傷めている回答あり



【考察】
選手のうち半数は不調を抱えたまま試合に臨んでいる。肋骨は試合前の追い込み時の疲労の蓄積により不具合が出て、それが回復できなかったと考えられる。腰は試合時前の追い込みによる披露の蓄積と、慢性的な不調を持っている選手の両方がいる。





5、過去に痛めたことのある部位はどこですか?

過去に痛めた部位 無し 肋骨 手首 足首
人 数 11 10

 ※ 1人で複数の部位を傷めている回答あり



【考察】
アンケートの中身を見てみると、腰11人、膝10人のうち8人の選手が腰と膝の両方を痛めた経験がある。半数の選手は腰または膝、もしくは両方を痛めた経験がある。




6、身体のことで悩み、改善したいことはありますか?

症  状 人  数
身体が硬い 14人
疲れやすい 4人
体幹を使えない 1人
姿勢が悪い 1人

【考察】
圧倒的に、柔軟性の低さを改善したいと考えている選手が多い。柔軟性を高めるためのトレーニングをおこなう必要性を感じる。





7、ボート(テクニックも含む)での悩み、改善したいことはありますか?

症  状 人  数
リラックスできない 10人
レンジが短い 7人
連動した動きができない 2人
キャッチで水がつかめない 1人
骨盤のの使い方 1人

【考察】
選手自身はリラックスしているつもりでも、端から見るとリラックスできていない。無駄な力を抜こうと怒っても力を抜くことができない。など半数の選手がリラックスできないと感じている。レンジが短いことは、上記の身体が硬いことと関連があることが考えられる。


2008年日大ボート選手の疲労データ