「八朔祭」は毎年9月1日に行われる都留市を代表するお祭りで、
生出神社の例祭です。地元では、「おはっさく」と呼ばれ、特定の神社のお祭りとしてよりも、民間行事として親しまれています。
この歴史は古く、江戸時代初期までさかのぼるものといわれています。
神輿や獅子舞はもちろん、見どころは、なんと言っても、総勢130名にも及ぶ大名行列です。加賀の百万石祭、格式十五万石の箱根の大名行列、十万石の三条市大名行列など大名行列も様々ありますが、これらの中でも歴史の古さと由緒は都留の「八朔祭」が、最たるものです。
寛永10年(1633年)に入封以来、秋元但馬守泰朝、2代越中守富朝、そして、秋元家の中興の祖と仰がれる3代喬朝の72年間の統治時代に、政治・経済・文化の発展をなし得た感謝の気持ちと、五穀豊穣を願って農民たちが十万石の格式に仕立てあげて表したとされているのがこの大名行列で、古式にのっとり「下ニィ〜下ニィ〜」と繰り出す大名行列は、まさに歳月からの贈り物です。

都留市八朔際大名行列

具足籠(鎧・兜を入れる箱)の新規塗装

都留市ホームページより

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