糸巻き乾漆箸
乾漆箸工程
1) 木地をペーパーで整えて持ち手部分に糸を巻く
2) 生漆をたっぷり吸い込ませ(漆を塗りラップに包み30分程置く)余った漆を布で綺麗に拭き取る
3) 生漆を塗り拭き取る作業を5回ほど繰り返す
4) 軽くペーパーにて木地調整をする
5) 巻いた糸の部分に錆(漆と砥の粉を混ぜたもの)を施し糸の目を消せぬように拭き取る
6) 箸先は生漆を塗り地の粉を蒔く(蒔き地)
7) 全体に摺りうるしを2回施す
8) 持ち手部分以外に乾漆粉(漆を砕いて細かくしたもの)を蒔く
9) 薄めた生漆を塗り粉固めを行う
10) 当たりを取り蒔いた乾漆粉と同じ色の漆を塗る(2〜3回)
11) 細かなペーパーにて肌を整え模様となる色で(木地呂漆・色漆)塗る
12) 細かなペーパーや炭を使い模様を研ぎだす
13) 摺り漆を2回施し磨き上げる
大まかに作業工程を記してみました 完成までに2ヶ月を要しました
(1)
木地調整
(5)
糸に錆付け
(10)
乾漆粉と同じ
色漆を塗る
(11)
赤漆の上に
黒漆を塗る
(2)
生地・糸にたっぷり
漆を吸わせる
撮影/木田祐二
糸巻き八角乾漆箸
八角箸の上に糸が巻いてある為
持ち手部分が若干太いです
長さ 24cm ・23.5cm
持ち手中央部1p
二膳箱入り ¥10.000 (税込み)
持ち手部分 赤・黄色
長さ 22cm
sold out
持ち手部分に 金・銀(LG粉)を塗り
研ぎだした夫婦箸です
長さ 22p
二膳箱入り sold out
以下は一点物です
糸巻き乾漆箸